反応速度テストのしくみ
テスト開始を押すと、パネルが赤くなります。数秒のランダムな間をおいて、緑に切り替わります。変化に気づいた瞬間に、クリック、タップ、またはスペースキーで反応してください。緑になってからあなたが反応するまでの時間を、ミリ秒(ms)で記録します。
試行は5回で、スコアは5回の平均です。パネルがまだ赤い間にクリックすると、その回は無効になってやり直しです。そのため、勘でクリックしても意味がありません。
緑になるまでの間をランダムにしているのには理由があります。タイミングが読めると、リズムを覚えてしまい、反応ではなく予測を測ることになるからです。
良い反応速度とは
普通の画面でマウスまたはタッチを使った場合の、おおよその目安です。
| 平均タイム | 評価 |
|---|---|
| 200ms未満 | 非常に優秀 |
| 200〜229ms | 速い |
| 230〜259ms | 平均より上 |
| 260〜299ms | 平均 |
| 300〜359ms | 平均より下 |
| 360ms以上 | 遅い |
管理された実験室の研究では、若い成人が単純な視覚の合図に反応するまでの時間は、おおよそ200〜250msです。オンラインの結果は、機器の遅延があるため、これより遅くなります。このテストで最もよく知られた Human Benchmark は、利用者全体の中央値を273msと報告しています。そのため、ここでは「平均」の範囲を300msの少し手前に置いています。
スコアを左右する要素
機器の性能。 60Hzのディスプレイは16.7msごと、144Hzなら6.9msごとに新しいフレームを描きます。これにパネルの応答時間、マウスのポーリングレート、テレビの画像処理が加わると、同じ人でも環境が違うだけで30〜50msの差が出ます。機器が違うスコアを単純に比べてはいけない最大の理由です。
睡眠と覚醒度。 疲れていると、真っ先に落ちるのが反応速度です。睡眠の研究者は、これとよく似た課題である精神運動覚醒検査(PVT)を使って、睡眠不足の人の機能低下を測ります。
年齢。 速さは20代前半から半ばにピークを迎え、その後はゆるやかに下がります。低下は確かにありますが小さく、年配のプレイヤーは先読みの上手さで補うことが多いです。
カフェインと時間帯。 適度な量のカフェインは、単純な反応時間を数ミリ秒縮めることがわかっています。また、起きた直後と深夜は、少し遅くなる人が多いです。
合図の種類。 人は光よりも音のほうが速く反応でき、差は30〜50msになることもよくあります。聴覚の経路のほうが先に脳に届くためです。このテストの合図は視覚だけです。
1回ではなく5回測る理由
1回のクリックでは、ほとんど何もわかりません。集中していても、試行ごとに30ms以上ぶれますし、運よく早く動けた1回が世界レベルのスコアに見えてしまうこともあります。有効な5回を平均すると、日ごとに比べられる数字になります。さらに安定した値がほしいときは、テストを何度か繰り返して、あなたのスコアパネルで平均の推移を確認してください。
反応速度を上げるコツ
- 有線マウスを使い、モニターはゲームモードか最高のリフレッシュレートにします。
- ボタンに指をのせたままにして、すでに触れている状態にします。
- パネルの中央を見て、手の力を抜きます。力みは動きを遅くします。
- 色が変わったことそのものに反応します。いつ来るかを予測しようとしないでください。
- 休めているときに測ります。2、3回のウォームアップも効果があります。
反射神経に満足したら、同じ能力にマウスの移動を加えたエイムトレーナーや、記憶力を試すチンパンジーテストに進んでみてください。